地球温暖化はホントなの? 渡辺教授の問い [地球温暖化]
以下は旧「斎藤吉久のブログ」(2006年6月2日)からの転載です。
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地球温暖化はホントなの? 渡辺教授の問い
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総合情報誌「選択」今月号の巻頭インタビューで、東京大学生産技術研究所の渡辺正教授が、「地球環境は危機に瀕していない」という自説を展開しています。
たとえば地球の温暖化については、一般には二酸化炭素などの温室効果ガスが大気の温度を上昇させ、異常気象や海面上昇をもたらしている、といわれているのですが、渡辺さんは、科学的に実証されていない、と断言しています。
渡辺さんは、目白大学の林俊郎教授との共著『ダイオキシン----神話の終焉』で、「猛毒」とされたダイオキシンは「話題にするのもバカらしいほど、何でもない物質」と「常識」をくつがえしました。
『これからの環境論』では、環境論の常識を科学的に見直してみせました。
地球温暖化、酸性雨、ダイオキシン、環境ホルモン----環境は年々、悪化していると学校は教え、マスコミはそのように報道していますが、何が悪い、どれが原因、と決めつけるのは簡単ではない。鮭やコーヒーは発ガン性が桁違いに高いのに野放しにされている。「化学物質」のわずかな発ガン性に目くじらを立てるのは筋が通らない、と渡辺さんは訴えています。
渡辺さんは、1985年までを「環境の時代」の第一期、それから現在までを第二期と位置づけています。
第一期は、いわば「本気の時代」です。70年ごろは大気や水の汚染が深刻でした。産業界は本気で努力し、汚染は改善されました。ところが、そのおかげで、行政や環境団体、研究者など関係者の仕事はなくなりました。
そこへ降ってわいたのが地球温暖化などの大騒動です。「環境は危ない」というキャンペーンが始まりました。渡りに舟とばかりに「環境」を売り物にする大学や学部が雨後のタケノコのように増え、「思い過ごし」の環境問題との格闘が開始されます。
この第二期の「偽物の時代」をどう克服していけるのか、本来の人間と環境の関わりを考えていくのが第三期、ということになります。
先生の指摘は、目からウロコが落ちます。
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地球温暖化はホントなの? 渡辺教授の問い
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総合情報誌「選択」今月号の巻頭インタビューで、東京大学生産技術研究所の渡辺正教授が、「地球環境は危機に瀕していない」という自説を展開しています。
たとえば地球の温暖化については、一般には二酸化炭素などの温室効果ガスが大気の温度を上昇させ、異常気象や海面上昇をもたらしている、といわれているのですが、渡辺さんは、科学的に実証されていない、と断言しています。
渡辺さんは、目白大学の林俊郎教授との共著『ダイオキシン----神話の終焉』で、「猛毒」とされたダイオキシンは「話題にするのもバカらしいほど、何でもない物質」と「常識」をくつがえしました。
『これからの環境論』では、環境論の常識を科学的に見直してみせました。
地球温暖化、酸性雨、ダイオキシン、環境ホルモン----環境は年々、悪化していると学校は教え、マスコミはそのように報道していますが、何が悪い、どれが原因、と決めつけるのは簡単ではない。鮭やコーヒーは発ガン性が桁違いに高いのに野放しにされている。「化学物質」のわずかな発ガン性に目くじらを立てるのは筋が通らない、と渡辺さんは訴えています。
渡辺さんは、1985年までを「環境の時代」の第一期、それから現在までを第二期と位置づけています。
第一期は、いわば「本気の時代」です。70年ごろは大気や水の汚染が深刻でした。産業界は本気で努力し、汚染は改善されました。ところが、そのおかげで、行政や環境団体、研究者など関係者の仕事はなくなりました。
そこへ降ってわいたのが地球温暖化などの大騒動です。「環境は危ない」というキャンペーンが始まりました。渡りに舟とばかりに「環境」を売り物にする大学や学部が雨後のタケノコのように増え、「思い過ごし」の環境問題との格闘が開始されます。
この第二期の「偽物の時代」をどう克服していけるのか、本来の人間と環境の関わりを考えていくのが第三期、ということになります。
先生の指摘は、目からウロコが落ちます。
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