男子皇孫、御誕生 [天皇・皇室]
以下は旧「斎藤吉久のブログ」からの転載です
秋篠宮家に男のお子様がお生まれになりました。今上陛下には初めての男子皇孫で、皇位継承順位は皇太子様、秋篠宮様に続く第3位となります。
政府が設置した皇室典範に関する有識者会議は昨年11月、これまで男系男子に限ってきた皇位継承について、女性・女系天皇を容認するよう提言する報告書をまとめましたが、紀子様のご懐妊後、政府は報告書に沿った皇室典範改正案の国会提出を見送りました。
皇室にとってじつに41年ぶりとなる皇族男子のご誕生は、典範改正論議に大きな影響を与えることとなりました。すでに、改正の必要はなくなった、という見方が広がっています。しかし一方では、長い目で見れば女性・女系容認の改正が必要だ、という考えも依然、あります。
より大きな目で見れば、現行の皇室典範は敗戦後の占領中に制定されたもので、明治の旧典範とは異なり、一般の法律と同様に国会の議決で簡単に改変できることなど、基本的な問題が指摘されています。
この際、憲法改正とともに、より本質的な議論がじっくりと進められることを期待したいと思います。
秋篠宮家に男のお子様がお生まれになりました。今上陛下には初めての男子皇孫で、皇位継承順位は皇太子様、秋篠宮様に続く第3位となります。
政府が設置した皇室典範に関する有識者会議は昨年11月、これまで男系男子に限ってきた皇位継承について、女性・女系天皇を容認するよう提言する報告書をまとめましたが、紀子様のご懐妊後、政府は報告書に沿った皇室典範改正案の国会提出を見送りました。
皇室にとってじつに41年ぶりとなる皇族男子のご誕生は、典範改正論議に大きな影響を与えることとなりました。すでに、改正の必要はなくなった、という見方が広がっています。しかし一方では、長い目で見れば女性・女系容認の改正が必要だ、という考えも依然、あります。
より大きな目で見れば、現行の皇室典範は敗戦後の占領中に制定されたもので、明治の旧典範とは異なり、一般の法律と同様に国会の議決で簡単に改変できることなど、基本的な問題が指摘されています。
この際、憲法改正とともに、より本質的な議論がじっくりと進められることを期待したいと思います。
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