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反胡錦涛デモをマスコミはなぜ伝えないのか [マスコミ報道]

以下は旧「斎藤吉久のブログ」(平成18年11月29日水曜日)からの転載です


 中国問題などにくわしい宮崎正弘氏のメールマガジン「国際ニュース・早読み」はおととい、「胡錦濤総書記、印度各地で抗議のデモ隊に見まわれる」を伝えています。

 APEC出席のあと、パキスタンに続いてインドを訪問した中国の胡錦涛主席は、

「中国はチベットから出て行け」

 と叫ぶチベット人デモ隊の激しい抗議を受け、なかには胡錦涛が滞在するホテルの近くで抗議の焼身自殺を図る抗議者もいたというのです。
http://www.melma.com/backnumber_45206_3442267/

 たとえば、インドの有力紙、「The Hindu」によると、200人のチベット人がハンガーストライキを行ったようです。
http://www.hindu.com/thehindu/holnus/001200611231011.htm

 中国共産党の政策に厳しい態度をとる「大紀元時報」によれば、六千人の亡命チベット人が抗議活動を行ったといいます。
http://jp.epochtimes.com/jp/2006/11/html/d85740.html

 アメリカのワシントン・ポスト紙はAP電で、一人のチベット人活動家が焼身自殺を図ったことを伝えています。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/11/23/AR2006112300125.html

 しかし、日本のメディアは、首脳会談で核平和利用が合意された、という報道がもっぱらで、チベット問題についての報道はまったく見当たりません。

 中国が日本の「過去の侵略」を声高に批判していることについては、熱心に報道する日本のマスコミは、その中国がいま現に目の前で行っている「侵略」とそれに対する抗議行動の事実を、なぜ報道しないのでしょうか。事実を伝えることこそ、報道の使命ではないのでしょうか。
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