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泣かない子供にお乳はやらない [韓国・朝鮮]

以下は旧「斎藤吉久のブログ」(平成19年1月30日火曜日)からの転載です

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 韓国文化にくわしい友人が教えてくれた韓国のことわざです。泣けばお乳をあげるけど、泣いてもいないのに、お乳をほしがっているんじゃないか、と思いやってお乳をあげる、という発想は、韓国人にはない、というのです。

 自分中心にやりたい放題、言いたい放題で、買い物に行けば、同じ韓国人同士でも、相手が外国人ならなおのこと、市場の店員は高い値段をふっかける。文句があるなら、いえばいいじゃないか、黙っているのは負けを認めたのと同じことだ──韓国人にはそういう発想があるといいます。

 面白いことには、最近、そのような考えを思い直す姿勢が韓国人の中に少し見られるようです。「韓国は住みにくい」と声を上げる外国人がかなりいることが韓国人に知られるようになってきたからです。

 韓国メディアによると、韓国消費者保護院が先日、発表した報告書には、韓国で生活する外国人のじつに4割が「不満足」と答えたといいます。

「意思の疎通がむずかしい」

「外国人への配慮が足りない」

 などが理由で、スーパーなどの試食コーナーで試食した外国人をつかまえて

「試食したら買え。そのまま行くのか」

 と怒り出す店員もいることなどが伝えられています。

 このような調査がおこなわれ、メディアが報道するのは、言いたい放題・やりたい放題の国民性に変化が見られると解釈すべきなのでしょうか。友人は、そうではない、と答えます。外国人から批判されて、体面を気にしているのだ、というのです。

 儒教文化にどっぷりと浸かった韓国人は表向きの体裁や形式を重んじる。体面を失って、態度を変えざるを得なくなった、と友人は見るのです。体面を気にしなくていい局面では、自己中心的なやりたい放題がつづきます。

 その韓国人がいま言いたい放題・やりたい放題なのは、竹島問題でしょう。たとえば韓国のメディアは、先日の冬季アジア大会入場式で南北合同行進がおこなわれ、団旗の統一旗には独島(竹島)が「鮮明」に描かれていた、と誇らしげに伝えています。

 南北に約1100キロある朝鮮半島をかりに縦110センチに縮小して描けば、南北1キロの竹島は1ミリにしかなりません。それでも「鮮明」といえるのかどうか。

 日本人の場合、そんなバカバカしい話を聞けば、あっけにとられて、言葉を失い、話題にするのもはばかれますが、友人の指摘によれば、韓国人相手の場合は、黙っていては交渉が成立しないことになります。声を上げないといけないのです。

 いちばん良くないのは「日本人の無関心」だと指摘するのは、韓国・朝鮮問題が専門の元大学教授です。

 たえず中国やロシアの脅威にさらされてきた半島国家は、国際政治の荒波を、権謀術数を弄して必死に泳ごうとします。しかし、穏和な海に守られてきた日本人はそのしたたかさが理解できず、まんまと乗せられます。韓国が「侵略」「植民地支配」を持ち出すと、日本人は十分な歴史検証もせずに、

「日本がひどいことをした」

 と情緒的に反応し、国益を顧みないのです。

「明治の先人たちが朝鮮を重視するようになったのは、ロシアの南下で安全保障上、重要になってからだ。日本の安全が脅かされる事態にでもならないと日本人は関心を持とうとしない」

 つまり、日韓関係がうまくいかないのは、無関心で、話題にもしない日本人の方に問題があることになります。韓国人に言いたい放題、やりたい放題をさせているのは、韓国人ではなく、日本人だということです。

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