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人権抑圧、ラマダン、世界遺産米、教科書検定 [天皇・皇室]

以下は旧「斎藤吉久のブログ」(平成19年10月10日水曜日)からの転載です


〈〈 本日の気になるニュース 〉〉


1、「東京新聞」10月10日、「共産党大会15日開幕。人権活動家ら相次いで拘束。中国、引き締め強化」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007101002055227.html

 記事は、党大会の焦点の一つは「民主化」だが、国内安定を理由に「言論の自由」は厳しい制限を受けている、と指摘しています。そのようにせざるを得ない状況があるということなのでしょう。


2、「CNN.co.jp」10月9日、「マレーシア初の宇宙飛行士、宇宙でラマダンの断食が免除」
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200710090018.html

 シュコル飛行士はイスラム教徒で、信仰者の義務・五行(ごぎょう)の1つである1日5回の礼拝(サラート)を飛行中もするんだそうです。ただ、ラマダンに行う日の出から日没までの断食は免除する、と聖職者たちが決めたのだそうです。

 敬虔なイスラム教徒だと、自分の唾を飲み込むことすら避けるのですが、旅行者や重労働者、妊産婦、病人などは免除されています。

 日中、断食するにしても、しないにしても、そもそも宇宙船ソユーズの中では昼と夜が明確にあるのかどうか。

 同様の記事はAFPも伝えています。シュコルさんは本業も医者で、モデルさんの仕事もしているんだとか。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2295352/2224381


3、「富山新聞」10月10日、「世界遺産米、袋が完成。南砺・相倉」
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20071010202.htm

 合掌造り集落の棚田で作られた「世界遺産米」はどんな味がするのでしょうか。


4、「朝日新聞」10月9日、「沖縄教科書検定決議、採択困難に」
http://www.asahi.com/politics/update/1009/TKY200710090448.html

 決議の提出は民主党の菅直人代表代行の表明に始まりますが、同じ民主党の西岡武夫・参院議運委員長は「国会が歴史の認定に踏み込むことは両刃の剣になる可能性がある」と採択に難色を示したそうです。さすがの見識といえます。


5、「朝日新聞」10月9日、「ニューエイジに警戒強めるバチカンの報告書邦訳」
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200710090078.html

 アメリカで70年代に生まれた宗教的潮流「ニューエイジ」を警戒するバチカンが報告書をまとめ、このほど日本語にも翻訳されました。

 問い合わせはこちらへ。
http://www.cbcj.catholic.jp/publish/roma/newage/newage.html


6、「IPS」10月2日、「避妊禁止と戦うマニラの女性たち」
http://ipsnews.net/news.asp?idnews=39484

 フィリピン・マニラの前市長は熱心なカトリック信徒で、2000年に人工避妊を規制する市長令を出しました。このため計画外妊娠が増え、健康などを損なったとして、マニラの女性たちが前市長を相手に民事訴訟を起こすのだそうです。

 バチカンは教義として人工妊娠中絶を認めていません。たとえば信仰と教理を解説した『カトリック教会のカテキズム』(カトリック中央協議会発行、2002年)には次のように説明されています。

 「人の命はどんなことがあっても、受胎のときから尊重され、保護されなければなりません……」

 「教会は1世紀から、あらゆる妊娠中絶は倫理的に悪いものであることを宣言してきました。この教えは変わったことがありません。不変のままです。目的または手段と指定とされた直接の妊娠中絶は、道徳律への重大な背反です」

 「妊娠中絶に直接に協力することは大罪です。教会は人の命に対して行われるこの犯罪に、教会法上の破門罰を科しています……」

 「胎児は受胎のときから一個の人格として取り扱われなければなりません……」

 教義は厳格で、バチカンのマルティーノ枢機卿は今年6月、人工妊娠中絶を容認したアムネスティに対して、教会も信徒も支援すべきではない、と声明したほどです。

 スペイン人がフィリピンにキリスト教をもたらしたのは16世紀で、いまでは8割以上がカトリック信徒といわれます。アジア随一のキリスト教国ですが、独立して60年以上になるのに、国民の多くが貧困から脱せずにいます。

 IPSの記事はJANJANに和訳が載っています。
http://www.news.janjan.jp/world/0710/0710083608/1.php


7、「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」10月10日、「台湾強硬派の軍人が大量に中央委員会入りか」
http://www.melma.com/backnumber_45206/

 ニューヨーク・タイムズに掲載されたヘラルド・トリビューンの予測を紹介しています。党大会はいよいよ間近です。


 以上、本日の気になるニュースでした。
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