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韓国、世界遺産、ダライ・ラマ。 [天皇・皇室]

以下は旧「斎藤吉久のブログ」(平成19年10月28日日曜日)からの転載です


◇週刊(火曜日発行)の「誤解だらけの天皇・皇室」メールマガジンがスタートしました。
 下記のmelma!のページを開き、アドレスをご登録の上、ご愛読いただければありがたいです。
 ご感想もお待ちしています。

先週発行の第2号のテーマは「天皇に私なし」です。
http://www.melma.com/backnumber_170937/

「軍事情報」にも紹介されました。ありがたいことです。
http://blog.mag2.com/m/log/0000049253/109083417.html



〈〈 本日の気になるニュース 〉〉


1、「韓国情報発信基地」10月29日、「堕落する韓国教会、教会の未来は韓国の未来だ」
http://contents.innolife.net/book/qacont.php?qa_table=fs_report3&aq_id=1916

 イ・サンソン延世大教授は近著で、独善と独断に陥り、数を増やすことしか知らない韓国の教会を点検しているのだそうです。

 もしかして、これは韓国の教会の堕落ではなく、韓国宣教の失敗ということなのではないでしょうか。


2、「クリスチャン・トゥデイ」10月27日、「長崎教会群、5市2町が景観条例制定へ。第一回登録推進会議」
http://christiantoday.co.jp/society-news-645.html

 教会群の世界遺産登録に向けて、関係者が集まり、景観条例制定に取り組むことで一致したのだそうです。

 参加したのは5市2町の関係者といいますから、行政関係者なのでしょう。しかし、長崎の大司教は、「憲法の政教分離規定はできるだけ厳格に解釈されるべきです。なお、89条では、公金が宗教団体の使用、便益または維持のために支出されることが禁じられています」と主張しています(「信教の自由と政教分離」カトリック司教協議会、96頁)。

 大司教様の主張にしたがえば、行政関係者は世界遺産登録に関わるべきではないことになりませんか。


3、「読売新聞」1026日、「『気分害する日本は小さい国』、金大中事件で韓国真相究明委」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071026i417.htm

 金大中事件の真相究明が外交問題に発展するのではないか、という質問に、究明委員会の委員は「こんなことで気分を害するなら小さな国だと思う』と答えのだそうです。

 日本人のなかにも自分がいかに偉いか、大きいか、と見せたがる人間がいますが、韓国人らしい答えといえそうです。たとえば、首相の靖国参拝問題などで、同じように日本人からいわれたら、どう答えるのでしょう。記者の質問は人間や国柄の器の問題ではなく、国際ルールや国際的信義の問題なのではないでしょうか。韓国人にいちばん問われていることがらなのかも知れません。


4、「調査会ニュース」10月26日、「総理の家族会との面会について」
http://www.chosa-kai.jp/

 特定失踪者調査会のメールマガジンによると、26日の夕刻、家族会・救う会が福田総理と面会したのだそうです。総理は「早く」解決することが大事であり、一体となって救出したい、と述べ、「これを機会に私のことを毛嫌いしないように」と挨拶を締めくくったようです。

さて、どうなりますか。


5、「CNN.co.jp」10月25日、「チベット僧院封鎖、ダライ・ラマへの勲章授与受け」
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200710250016.html

 アメリカ議会がダライ・ラマに最高勲章を授与したことに対する抗議の意味なのでしょうか、ラサの僧院が中国軍部隊によって包囲され、封鎖されているそうです。住民たちには祝賀行事をしないよう禁止命令が出ていると記事は伝えています。

 よく知られるように、1949年の中華人民共和国成立後、中国共産党は、チベットは中国の一部と主張して「チベット解放」を宣言し、翌年10月、武力侵入しました。近代的軍備を持たないチベットは人民解放軍の敵ではありませんでした。

 人民解放軍の大軍が進駐し、寺院や自然の破壊と略奪が始まり、男たちは道路建設にかり出され、女たちは乱暴されました。インフレが起こり、飢餓が生じました(チベット亡命政府情報・国際関係省『チベット入門』など)。

 チベットの人たちに聞くと、中国軍の侵入後、東南チベットのカム州の大部分がとなりの四川省に組み込まれるなど、国土は分断され、奪われました。それどころか、1950〜83年の間に全チベット人600万人のうち43万人が戦闘で、34万人が飢餓のために、計120万人の命が失われました。

 日本ならどんな田舎にでも神社やお寺があるように、チベットの村ごとにある、その数6000といわれたお寺は侵入者の砲撃などでほとんどが破壊され、仏像は弾丸になり、石に彫った教典や仏画は道路の敷石となりました。いま活動している寺院はわずかに45以下といいます。

 チベット人は他者のために生きることがもっとも尊いと考えています。それゆえにこそ僧侶の社会的地位は高いのですが、僧侶の数は中国の侵略後、15万人から1400人に激減しました。還俗を強制され、従わなければ強制収容所送りとなったといいます。また、18歳にならなければ出家が認められないような現状では、僧侶として十分な勉学や修行を積むことは不可能です。布教も禁じられています

 ダライ・ラマの誕生日は7月6日で、この日、世界中のチベット人によるお祝いの催しが行われますが、唯一の例外はほかならぬチベットです。今度の最高勲章受章もチベット人を挙げてお祝いしたいところでしょうが、それができないのは何と悲しいことでしょうか。

 ご参考までにこちらをどうぞ。
http://www.tibethouse.jp/event/2007/070707_party_report.html
http://homepage.mac.com/saito_sy/religion/H120214JStibet.html


 以上、本日の気になるニュースでした。

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