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この子らにこそ救いを、ほか [キリスト教]

以下は旧「斎藤吉久のブログ」(平成19年12月12日水曜日)からの転載です


〈〈 本日の気になるニュース 〉〉


1、「AFPBB News」12月10日、「マニラ当局、路上でのクリスマスキャロルに禁止令」
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2323878/2443920
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 記事によると、マニラ当局は街頭でクリスマス・ソングを歌うことを禁止しました。「安全上の理由」からだそうで、違反者は検挙されるのだとか。

 記事は、スラムの子供たちがにわか聖歌隊となり、信号待ちの運転手にお金をせびり、交通事故にあう危険性について伝えています。

 フィリピンは16世紀にスペインの支配を受けて以来のキリスト教の歴史があり、いまでは人口8310万人(2005年)の80パーセント以上がカトリック信徒といわれます。

 ある畏敬する経済学者が指摘していたことですが、西洋のキリスト教国家による植民地支配を受けた国々は、いまもって貧困から抜け出せずにいます。中南米諸国しかり、このフィリピンしかり。キリスト教の教え自体に何か重大な欠陥がありはしないか、と仰るのでした。

 私にはその答えを見出す力はありませんが、キリストの救いをもっとも必要としている子供たちが、生活の糧を得るための便法としてであれ、クリスマス・キャロルを歌うことを禁じられ、その禁を犯せば、官憲に拘束される、というのは明らかな矛盾でしょう。

 当局の決定を聖職者たちはどのように受け止めているのか、知りたいものです。


2、「朝鮮日報」12月12日、「中国指導部に白髪の人がいない理由」
http://www.chosunonline.com/article/20071212000061

 ウォールストリートジャーナルの記事からの引用で、中国の指導者にとって髪を染めることが必須と伝えています。

 オリジナル記事はこちらです。比較文化論を展開しています。
http://online.wsj.com/public/article/SB119732173636619885-1uYJvG2BhTHog9dqZO5sbz8JO_4_20080110.html?mod=tff_main_tff_top


3、「時事ドットコム」12月10日、「東京海上日動、エジプトでイスラム保険事業」
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2007121000674

 イスラム保険「タカフル」の元受事業を来年にもエジプトで始めるのだそうです。


 以上、本日の気になるニュースでした。
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