SSブログ

4 読者の声 主婦の山根様から [天皇・皇室]

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
 4 読者の声 主婦の山根様から
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

koukyo01.gif
[主婦の山根様から]

 いつも真摯(しんし)に皇室を考え、私のような者にも分かりやすくご説明いただき、ありがとうございます。

 私も遅ればせながら、皇室の存在感の大きさ、偉大さを、この歳になり、はじめて知るようにました。知れば知るほどに、畏敬の念を持つようになる自分自身を感じます。そして、いまはこの国に生まれた者として幸せを感じています。

 とはいえ、現在、日本がこんなに混乱した世相になってしまったのは何故か、戦後、大切なものを教えられないままここまで来てしまったからか、といつも自問自答する日々です。

 天皇皇后両陛下が公務と称される雑務(すべてではありませんが)に追われ、テレビから拝見するお姿に、心身ともかなりお疲れのご様子が感じられます。それでいながら、自然体であれだけの激務をこなされているお姿には、頭が下がるばかりです(一般国民ならば、のんびりと日々の暮らしをされるお歳なのに)。

 しかし実際には、一般の国民にはその激務さが知らされていません。NHKはじめマスコミはわざと伝えないのでしょう。お言葉もなくし、皇室と国民を離そうと画策しているのは、私のような者にさえ分かります。

 皇室報道が意図的に避けられたり、テレビとラジオでは報道の順序が違ったり、テレビでは報道せず深夜のラジオで報道するのみだったり。海外の大切な国との公務がまったく報道されなかったり……。

 逆にどうでもよい、芸能人やスポーツの報道ばかりで、数年前からマスコミへの不信感でいっぱいになりました。批判が多いからか、ごく最近は多少は改善されてきたようにも思いますが……。

 この歳になり、日本はどうなってしまうのか、心配でなりません。

 このような状況下で、先生のメルマガを通じての活動はとても大きいと思います。

 とくに若い方々は、何か心の中の芯になるものを求めているはずです。皇室とは何か、日本とは何か、日本人とは何か、迷うはずです。目に見えないよう、知らせないように、わからないように、メディアはしてきたのですから。メディアが見せているのは、他国の王室のような華やかな面ばかりです。これでは国民の心は離れるのは当然です。

 私もいろいろな本を読むうち、とくに外国人が書いた皇室への賛美、皇族の方々が実際になさってきた事実が書かれた本を読み、あるいは王室を廃止した国の国民のその後の嘆きなどを知り、そして日本各地の神社に詣でるときに感じる安らぎに、確実に受け継がれている神道の心を思い、日本人にとって皇室がいかに大切かということに、思い至りました。

 天皇皇后両陛下がことあるごとに、行動で、あるいはお言葉で、私たちにみずからお示しになるお姿に、やはり、現人神(あらひとがみ)とはこのようなお方なのでは、感じ入っています。子供たちに伝えるならば、「すべてを身をもって示し、行動され、国民に語られるお言葉、行いのすべてが尊敬に値する方々です」。

 戦後、自虐(じぎゃく)的な歴史観を教えられてきた私は、いまごろ真実を知り、愕然(がくぜん)としています。近代史関係の本を手当たり次第読みあさり、はや5年です。その意味でも、先生のメルマガの、とくに若い方々への発信力は重要と存じます。

 逆に一部の方々の圧力や妨害もあるのではと心配しますが、どうか負けないで、これからもずっと警鐘を鳴らしてくださいますように。また、多くの方々の皇室への理解が深まるように、長く発信をお願いいたします。

 携帯からの慣れない文章で失礼いたします。一言先生にお伝えしたくなり、メールさせていただきました。先生のご本『天皇の祈りはなぜ簡略化されたか』を購入させていただきました。友人にも回覧したいと思っています。失礼いたします。(21年6月24日)


[斎藤吉久から]

 山根様、ありがとうございます。

 一点だけ申し上げると、マスコミを批判しても始まりません。NHKは公共放送ですから、少し違いますが、ほとんどは商業ジャーナリズムであって、ジャーナリズムであると同時に、ビジネスです。お金にならないことはやらないのです。逆にお金になると分かれば、怒濤のごとくに畳みかけてくるはずです。

 たとえば、森首相の「神の国」発言のときがそうでした。天皇批判がこれでもかと紙面にあふれていたのに、香淳皇后が崩御すると、手のひらを返すようにして、写真集のビジネスに走りました。

 戦争中、靖国神社で一儲けした新聞社がいま靖国批判に血道を上げているのと同じ構図です。

 そういう人たちを批判するのは、期待があるからです。期待せず、したがって批判せず、気づいた人がみずから声を上げることです。その声が集まれば、社会はおのずと変わります。

 天皇はそうした隠れたる人の声を求めておられます。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。