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「正統右翼」不二歌道会が五百旗頭新参与就任で宮内庁を痛烈批判 [天皇・皇室]

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「正統右翼」不二歌道会が五百旗頭新参与就任で宮内庁を痛烈批判
(令和2年8月1日)
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不二歌道会(大東塾)の機関誌・紙が、五百旗頭眞・元防大校長の宮内庁参与就任に関連して、宮内庁をきびしく批判しています。

機関誌「不二」7月号では、巻頭言で、拉致被害者家族に心を寄せ、勇気づけてこられた太上天皇・皇太后両陛下とはまったく異なり、「あんな小さな問題」と切り捨てた「冷血漢」を人選した宮内庁の責任を追及しています。

五百旗頭新参与批判より、宮内庁自体に批判の矛先を向けているのは、歌道会の代表を務める福永武さんの見識の現れというべきでしょう。

不二歌道会といえば、歌道を人格修練の基本に置く正統右翼です。終戦直後、昭和天皇に敗戦を詫びて14名が自決したことはよく知られた歴史です。紀元節復活、靖国神社国家護持運動にも中心的役割を果たし、設立者の影山正治塾長は一死をもって元号法制化を訴えました。

そしていま、日本の正統右翼が公然と宮内庁を糾弾していることは、現代日本の惨状を示して余りあります。

機関紙「道の友」7月号は、やはり福永代表が、五百旗頭新参与が「女性・女系天皇」容認派であること、首相による靖国神社参拝を批判していることを指摘し、憂慮を表明しています。宮内庁が皇位継承問題の非公式検討を開始したのは平成8年のようですが、それから二十有余年、宮内庁の暴走は加速しているということなのでしょう。

以前、福永代表は、同じ機関誌で、皇室法の抜本的見直しを訴えていましたが、皇室を中心とする国の法制度のあり方を再構築すべき時期を迎えているのではないでしょうか。少なくとも、天皇の祭祀大権を奪い、無様な御代替わりを敢行し、あまつさえ歴史にない女系継承容認に舵を切る宮内庁の現状は変えられなければなりません。

 【関連記事】風岡宮内庁長官はなぜ退任したのか ──新旧宮内庁長官会見を読むhttps://saitoyoshihisa.blog.ss-blog.jp/2016-10-02

不二歌道会は昭和22年以来、毎年欠かさず、皇居勤労奉仕を続けてきましたが、今年でいったんその歴史が閉じられるそうです。宮内庁は新型コロナ対策で参加団体の定員が絞られているからと説明しているようですが、理由はそれだけでしょうか。


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