地球さん、ありがとう by 藤岡眞理(「地球感謝の日」制定推進事務局代表) [地球感謝の日]
以下はインターネット新聞「お友達タイムズ」2006年6月16日号からの転載です
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地球さん、ありがとう
by 藤岡眞理(「地球感謝の日」制定推進事務局代表)
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「地球感謝の日」の活動は、平成10年の11月に旅行会社を経営する友人から、宮崎行きの無料チケットを頂いたことからはじまります。
たまたま立ち寄った、日南海岸の大海原の見渡せる丘に、「地球感謝の丘」というものがありました。そこには、内外の宗教者の方々からの“地球への感謝のメッセージ”が寄せられていました。
そのころの私は宗教などとは無縁の生活で、宗教恐怖症のようなところさえありましたが、地球がひとつであるということと自然の尊さを教えてくれるそのメッセージは、私の心にしみました。
地球環境のために、何かできることはないだろうか。
自然な生活を望んでみても、文明社会から離れた暮らしなどできません。それなら、せめて純真な心で、“地球さん、ありがとう”の気持ちを送りたい。それぐらいはできるだろう。
せめて年に一度、世界中の人々と思いをひとつにして、地球に目を向けて、やさしい気持ちがもてたら、それを出発点にして深刻な環境問題も解決されていくのではないか……。
以前、スプーン曲げの超能力者が教えてくれたことがあります。「だれでもみんな超能力を持っているんだよ。善の想いをひとつにして送れば、汚れた海だって浄化できるんだ」と。
そうだ、世界中の心を一つにする「地球感謝の日」を作ろう。日付は6月5日。1972年にスウェーデンのストックホルムで開催されていた国連人間環境会議の席上、「人間環境宣言」が採択されたのがこの日で、「環境の日」と定められています。
活動が始まったのは7年前で、これまでたくさんの方々に支えていただきました。
「地球感謝の丘」をお造りになった一燈園(京都)の西田多戈止先生、金光教泉尾教会(大阪)の三宅光雄先生。皇學館大學(伊勢)の上杉千郷先生、立正佼成会(東京)の大滝雅子先生、世界宗教者平和会議(WCRP)の方々、創生ワールド(長野)の深井利春さん、前取手市長の大橋幸雄さん、日本大学の遠藤幸雄さん……。
あまりにも大きなテーマでいつもくじけそうになる私を支えて下さっています。とくに大滝先生には“地球さんありがとう”というすばらしい歌を作っていただきました(http://www.0605.net/001-cd/indx.html)、
活動の内容は、主に、地球への感謝のメッセージと署名を集めることです。
目標は100万人で、これまでに10万件を超える、年齢層も地域もさまざまな方々からのメッセージが事務局に寄せられています。当面の目標は、このお一人お一人の熱いメッセージを環境大臣にお届けすることで、近々、小池大臣にお会いする予定です。
活動はすでに世界に広がっています。6月5日「地球感謝の日」の正午、南米のリオデジャネイロに始まり、メキシコ、カナダ、ハワイ、アメリカ、インドなどで、一分間、地球へ感謝の気持ちがそれぞれに送られています。
日本国内では平成14年から、コンサートなどのイベントを行なってきました。
今年は、北海道幕別町では、昨年と同じく、オーストラリア先住民族の管楽器・ディジュリードゥー奏者Toshi小島さんが演奏してくださいました。東京の神田明神では、能楽囃子大倉流大鼓・大倉正之助さん(重要無形文化財総合認定保持者)の奉納演奏が行われました。
不思議なご縁で、急なスケジュール、急な呼びかけにかかわらず、50人もの方々がお集まりくださいました。一燈園の西田先生や金光教の三宅先生も駆けつけてくださり、ご挨拶を頂戴しました。
「大鼓の音と共に、地球へ感謝の気持ちをおくりましょう」というお話のあと、大倉さんの独奏が始まりました。曲目は「三番叟(さんばそう)」。五穀豊穣を祈る言祝ぎ(ことほぎ)の儀式曲です。
気迫ある大鼓と掛け声は、社殿を震わせ、境内に響わたり、地球に共鳴していくようで、参加者の魂を揺さぶり、私は感動で涙がとまりませんでした。ありがとうございました。あらためてお礼を申し上げます。
皆さまもどうぞ、地球への感謝のメッセージをお寄せ下さい。ホームページ(http://www.0605.net)でも受け付けておりますし、ファクス(FAX03-5547-5157)でもけっこうです。心からお待ちしています。
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地球さん、ありがとう
by 藤岡眞理(「地球感謝の日」制定推進事務局代表)
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「地球感謝の日」の活動は、平成10年の11月に旅行会社を経営する友人から、宮崎行きの無料チケットを頂いたことからはじまります。
たまたま立ち寄った、日南海岸の大海原の見渡せる丘に、「地球感謝の丘」というものがありました。そこには、内外の宗教者の方々からの“地球への感謝のメッセージ”が寄せられていました。
そのころの私は宗教などとは無縁の生活で、宗教恐怖症のようなところさえありましたが、地球がひとつであるということと自然の尊さを教えてくれるそのメッセージは、私の心にしみました。
地球環境のために、何かできることはないだろうか。
自然な生活を望んでみても、文明社会から離れた暮らしなどできません。それなら、せめて純真な心で、“地球さん、ありがとう”の気持ちを送りたい。それぐらいはできるだろう。
せめて年に一度、世界中の人々と思いをひとつにして、地球に目を向けて、やさしい気持ちがもてたら、それを出発点にして深刻な環境問題も解決されていくのではないか……。
以前、スプーン曲げの超能力者が教えてくれたことがあります。「だれでもみんな超能力を持っているんだよ。善の想いをひとつにして送れば、汚れた海だって浄化できるんだ」と。
そうだ、世界中の心を一つにする「地球感謝の日」を作ろう。日付は6月5日。1972年にスウェーデンのストックホルムで開催されていた国連人間環境会議の席上、「人間環境宣言」が採択されたのがこの日で、「環境の日」と定められています。
活動が始まったのは7年前で、これまでたくさんの方々に支えていただきました。
「地球感謝の丘」をお造りになった一燈園(京都)の西田多戈止先生、金光教泉尾教会(大阪)の三宅光雄先生。皇學館大學(伊勢)の上杉千郷先生、立正佼成会(東京)の大滝雅子先生、世界宗教者平和会議(WCRP)の方々、創生ワールド(長野)の深井利春さん、前取手市長の大橋幸雄さん、日本大学の遠藤幸雄さん……。
あまりにも大きなテーマでいつもくじけそうになる私を支えて下さっています。とくに大滝先生には“地球さんありがとう”というすばらしい歌を作っていただきました(http://www.0605.net/001-cd/indx.html)、
活動の内容は、主に、地球への感謝のメッセージと署名を集めることです。
目標は100万人で、これまでに10万件を超える、年齢層も地域もさまざまな方々からのメッセージが事務局に寄せられています。当面の目標は、このお一人お一人の熱いメッセージを環境大臣にお届けすることで、近々、小池大臣にお会いする予定です。
活動はすでに世界に広がっています。6月5日「地球感謝の日」の正午、南米のリオデジャネイロに始まり、メキシコ、カナダ、ハワイ、アメリカ、インドなどで、一分間、地球へ感謝の気持ちがそれぞれに送られています。
日本国内では平成14年から、コンサートなどのイベントを行なってきました。
今年は、北海道幕別町では、昨年と同じく、オーストラリア先住民族の管楽器・ディジュリードゥー奏者Toshi小島さんが演奏してくださいました。東京の神田明神では、能楽囃子大倉流大鼓・大倉正之助さん(重要無形文化財総合認定保持者)の奉納演奏が行われました。
不思議なご縁で、急なスケジュール、急な呼びかけにかかわらず、50人もの方々がお集まりくださいました。一燈園の西田先生や金光教の三宅先生も駆けつけてくださり、ご挨拶を頂戴しました。
「大鼓の音と共に、地球へ感謝の気持ちをおくりましょう」というお話のあと、大倉さんの独奏が始まりました。曲目は「三番叟(さんばそう)」。五穀豊穣を祈る言祝ぎ(ことほぎ)の儀式曲です。
気迫ある大鼓と掛け声は、社殿を震わせ、境内に響わたり、地球に共鳴していくようで、参加者の魂を揺さぶり、私は感動で涙がとまりませんでした。ありがとうございました。あらためてお礼を申し上げます。
皆さまもどうぞ、地球への感謝のメッセージをお寄せ下さい。ホームページ(http://www.0605.net)でも受け付けておりますし、ファクス(FAX03-5547-5157)でもけっこうです。心からお待ちしています。
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