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富士山、皇太子、韓国人元徴用工。 [天皇・皇室]

以下は旧「斎藤吉久のブログ」(平成19年11月2日金曜日)からの転載です


◇先月から週刊(火曜日発行)の「誤解だらけの天皇・皇室」メールマガジンがスタートしました。
今週発行の第3号のテーマは「女性天皇が認められない理由」です。
http://www.melma.com/backnumber_170937/

「軍事情報」にも紹介されました。ありがたいことです。
http://blog.mag2.com/m/log/0000049253/109083417.html

宮崎正弘先生の「国際ニュース・早読み」にも取り上げていただきました。
http://www.melma.com/backnumber_45206_3875805/



〈〈 フィリピン先住民の村をたずねる旅 〉〉


 「ルソン島北部の棚田を見に行きませんか。フィリピン先住民族の自立した文化を自分の目と耳で確かめてください」。25年以上、村人とお付き合いしてきた大崎正治・国学院大学経済学部教授からのお誘いです。

 渡航期間 来年2月(たぶん)
 定員 10人。先着順。
 問い合わせ先 大崎先生まで。携帯080-5010-4541。メールmasaosak@kokugakuin.ac.jp



〈〈 本日の気になるニュース 〉〉


1、「JANJAN」11月1日、「アメリカで靖国合祀反対の行動起こす韓国遺族・市民団体」
http://www.news.janjan.jp/world/0711/0710304842/1.php

 合祀取り下げの政治行動をアメリカで展開するのだそうです。


2、「JCN Network」10月22日、「KDDIと沖縄セルラー、環境保全への取り組みについて」
http://www.japancorp.net/japan/Article.asp?Art_ID=40310&sec=164

 財団法人オイスカ (中野良子代表。東京都杉並区) は、病害虫の食害で深刻な被害を受けた富士山麓の土地に苗木を植林し、森林を再生する「富士山の森づくり」プロジェクトを主催していますが、KDDIなどがこのプロジェクトに来年度から参画するのだそうです。

 KDDIが支援するのは3ヘクタールで、社員ボランティアの手で3000本の植林を3年間、実施し、さらに下草刈などの管理作業を2014年度まで行うそうです。
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/1022/besshi.html

 プロジェクトについてはこちらをどうぞ。
http://www.oisca.org/topic/0701.htm


3、「日経ネット」11月1日、「皇太子さま、国連機関の名誉総裁に」
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20071101AT1G0102A01112007.html

 国連「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉総裁に1日付で就任されたのだそうです。日本の皇族が国連機関の役職に就いたのは初めて、と記事は伝えています。

 同委員会のホームページにもご就任のことが載っています。
http://www.unsgab.org/news/071101.htm


4、「西日本新聞」11月2日、「韓国人元徴用工訴訟、在外被爆者、初の国賠確定。最高裁上告棄却」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20071102/20071102_001.shtml

 記事によると、判決は、「原告らは44年、国民徴用令により旧三菱重工工場に連行され、翌年8月被爆」したのだそうです。徴用=強制連行と認定したのでしょうか。

 日本政府がとりまとめた詳細なリポート『在日朝鮮人処遇の推移と現状』(法務研修所、1955年)によると、日中戦争勃発後の戦時体制下で、日本政府は朝鮮人の集団動員を図ります。とくに炭坑は戦時増産が至上命令で、多くの労働者を必要としていました。しかし1939年9月〜42年1月までは自由募集、同年2月〜44年8月までは官斡旋・隊組織による動員、同年9月以降は国民徴用令による動員でしたが、「徴用」はむりやり連れてくる「強制連行」ではありません。

 国民徴用令が施行され、朝鮮からの移入労務者に徴用が実施されたのは日本の敗色が濃くなった44年8月の閣議決定以後ですが、労務管理が劣悪な事業所には徴用が避けられ、家族援護の万全も図られました。朝鮮人はけっして奴隷状態におかれていたわけではありません。45年3月以後は下関─釜山間の船も止まり、朝鮮の徴用者を内地に送り出すことが困難になりました。

 『在日朝鮮人処遇の推移と現状』の詳細なリポートからは「強制連行」とは似ても似つかない、むしろ内鮮一体化の実をあげるために苦悩する日本政府の姿が浮かび上がってきます。

 最高裁のホームページに判決文が載っています。あらためて読んでみたいと思います。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=35349&hanreiKbn=01

 ご参考までにこちらを
http://homepage.mac.com/saito_sy/korea/H1805nicchou.html


5、「世界日報」10月31日、「米でカトリック系学校閉鎖続く。生徒数減少、児童の性的虐待の保証などで資金難」
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/071031-174445.html

 ロサンゼルス・タイムズの引用です。全米カトリック教育協会の統計によると、小中学校の生徒数は全米で10年前の203万人から今年度は170万人に減少したといいます。とくに大都市のカトリック系学校の運営難は深刻で、ロサンゼルス大司教区にあるカトリック系学校の総生徒数は7年前には10万人以上であったのが、現在は6万2000人程度に減少しているのだそうです。

 オリジナル記事はこちらです。
http://www.latimes.com/news/local/la-me-stanne30oct30,1,3030765.story

 アメリカの状況はけっして対岸の火事ではないでしょう。司教たちの政治的暴走が続き、信徒の離反に拍車がかかれば、どうなるのか。日本の近代教育に貢献してきたミッション・スクールの没落が始まれば、その次に何が起きるのでしょうか。


6、「CNN.co.jp」10月31日、「米国民23パーセントが『幽霊』と遭遇もしくは感知と世論調査」
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200710260028.html

 AP通信の意識調査によれば、19パーセントが魔法の存在を認め、48パーセントが超感覚的な知覚を信じていた。5人に1人が自分を「信心深い」と報告したのだそうです。


7、「頂門の一針」11月1日、「沖縄の誇り、沖縄の恥。平井修一」
http://www.melma.com/backnumber_108241/

 平井さんはこう書いています。

 ──小生はこの熾烈な戦いを軍とともに戦った沖縄県民に衷心の敬意を表す。それに報いるのは当然だと思う。多くの日本人はそう思うだろう。

 しかるに戦闘中の事故をことさら針小棒大に取り上げ、

「我々は日本(軍)の行為による被害者であり、日本は常に我々に謝罪をし続け、償いをし続けるべきだ」

 などと言われたら、それは命懸けで戦った県民に対する猛烈な侮辱であり、日本民族への許されない侮蔑だろう。

 まったくその通りかと思います。


 以上、本日の気になるニュースでした。
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