メルマガ創刊9年目、これからもよろしく by エンリケ航海王子(メールマガジン「軍事情報」発行人) [軍事情報]
以下はインターネット新聞「お友達タイムズ」2008年3月30日号からの転載です
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メルマガ創刊9年目、これからもよろしく
by エンリケ航海王子(メールマガジン「軍事情報」発行人)
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「情報を出せば情報は入る」(長谷川慶太郎)。
2000年夏、ネットの軍事サイトや軍事本の無味乾燥さに厭き厭きしていた
私は、触れれば血が出る活きた軍事を軍人から直接学ぼう、今こそ長谷川さんの言葉を実行するときと考え、同年10月、メールマガジン「軍事情報」を創刊しました。
創刊当初は読者2名。これが3カ月続きました。当時メルマガを運営していたメンバーは4名でしたので、発行側より受け手が少ないという世にも恐るべき状況にありました。(笑)
「これ以上やっても意味がない。さあ、やめよう」と決めた日のことです。いまでも購読くださっている女性の方からメールをいただきました。どれだけ嬉しかったかしれません。私達はこのメールのおかげで弱気を捨て、前に進む気力を頂きました。このメールがなければ「軍事情報」はこの世に存在しなかったでしょう。私は彼女を「軍事情報の女神」と今でもお呼びしています。
不思議なものでこれをきっかけに読者はその後地味ながらも着実に増え、翌年の9.11テロをきっかけに千人単位で急激に増えてゆきました。
とはいえその途上では、私の不手際等を通じ、廃刊の危機を迎えたことが幾度かあります。しかし必ず読者のどなたかが助けの手を差し伸べてくださり、マガジンを救ってくださいました。
そんな経験を通じてわたしが確信したことがあります。「メルマガは発行者のものではない」ということです。
メルマガの主役は読者様です。発行者と読者様が有機的につながって、読者様のために作り上げてゆくのがメルマガです。
発行者は読者様からのメッセージを通じ、「配信のための気力」というガソリンを頂きます。頂いたガソリンを感謝の念とともにエンジンにぶち込み、配信を続けているうち「こんな話もありますよ」という情報が入るようになります。
「ハナから『気力というエンジン』以外を読者様に期待してはいけない」。苦い思いを数々経験してきた私はそう確信しています。
意外に思われるかもしれませんが、メルマガを通じて得たものは「義理・人情・浪花節」の大切さです。時代の最先端のデジタル社会を支えているものはほかでもない、アナログ中のアナログ「人の情のやりとり」なのです。私も、メルマガ発行をはじめてから、以前とは比較にならないほどGNN度が強くなりました。
最近になって「情報」ということばの真の意味がわかったような気がします。「情けに報いる」まさにこれこそが情報の本当の姿です。読者様から頂いた情けに軍事で報い、世直しの一助になりたいと思います。
8年前、読者2名からスタートした弊マガジンはいまやわが国最大の軍事メルマガになりました。購読者数は1万人を超えました。軍事情報というおどろおどろしい名前のマガジンがこんな規模になるとは、想像もしなかったです。これからもますます役に立てる情報を、より多くの方々に提供してゆきます。
発行が継続できるのは、環境をさまざまな形で与えてくださる読者様はじめ、いろいろな方のご協力あってのことです。感謝の気持以外、何も出てきません。
本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
「軍事情報」のURLは http://okigunnji.com/ です
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メルマガ創刊9年目、これからもよろしく
by エンリケ航海王子(メールマガジン「軍事情報」発行人)
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「情報を出せば情報は入る」(長谷川慶太郎)。
2000年夏、ネットの軍事サイトや軍事本の無味乾燥さに厭き厭きしていた
私は、触れれば血が出る活きた軍事を軍人から直接学ぼう、今こそ長谷川さんの言葉を実行するときと考え、同年10月、メールマガジン「軍事情報」を創刊しました。
創刊当初は読者2名。これが3カ月続きました。当時メルマガを運営していたメンバーは4名でしたので、発行側より受け手が少ないという世にも恐るべき状況にありました。(笑)
「これ以上やっても意味がない。さあ、やめよう」と決めた日のことです。いまでも購読くださっている女性の方からメールをいただきました。どれだけ嬉しかったかしれません。私達はこのメールのおかげで弱気を捨て、前に進む気力を頂きました。このメールがなければ「軍事情報」はこの世に存在しなかったでしょう。私は彼女を「軍事情報の女神」と今でもお呼びしています。
不思議なものでこれをきっかけに読者はその後地味ながらも着実に増え、翌年の9.11テロをきっかけに千人単位で急激に増えてゆきました。
とはいえその途上では、私の不手際等を通じ、廃刊の危機を迎えたことが幾度かあります。しかし必ず読者のどなたかが助けの手を差し伸べてくださり、マガジンを救ってくださいました。
そんな経験を通じてわたしが確信したことがあります。「メルマガは発行者のものではない」ということです。
メルマガの主役は読者様です。発行者と読者様が有機的につながって、読者様のために作り上げてゆくのがメルマガです。
発行者は読者様からのメッセージを通じ、「配信のための気力」というガソリンを頂きます。頂いたガソリンを感謝の念とともにエンジンにぶち込み、配信を続けているうち「こんな話もありますよ」という情報が入るようになります。
「ハナから『気力というエンジン』以外を読者様に期待してはいけない」。苦い思いを数々経験してきた私はそう確信しています。
意外に思われるかもしれませんが、メルマガを通じて得たものは「義理・人情・浪花節」の大切さです。時代の最先端のデジタル社会を支えているものはほかでもない、アナログ中のアナログ「人の情のやりとり」なのです。私も、メルマガ発行をはじめてから、以前とは比較にならないほどGNN度が強くなりました。
最近になって「情報」ということばの真の意味がわかったような気がします。「情けに報いる」まさにこれこそが情報の本当の姿です。読者様から頂いた情けに軍事で報い、世直しの一助になりたいと思います。
8年前、読者2名からスタートした弊マガジンはいまやわが国最大の軍事メルマガになりました。購読者数は1万人を超えました。軍事情報というおどろおどろしい名前のマガジンがこんな規模になるとは、想像もしなかったです。これからもますます役に立てる情報を、より多くの方々に提供してゆきます。
発行が継続できるのは、環境をさまざまな形で与えてくださる読者様はじめ、いろいろな方のご協力あってのことです。感謝の気持以外、何も出てきません。
本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
「軍事情報」のURLは http://okigunnji.com/ です
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